塾に行きたくない!子どもが塾を拒否したときの対処法とは
「中学生になったら必ず塾に通わせなければ」という思いで子どもを塾に通わせた結果、「塾に行きたくない」といわれるケースに直面することがあります。そんなとき、頭ごなしに怒っても逆効果です。そこで今回は、子どもが塾を拒否したときの対処法について、詳しくご紹介します。
子どもが塾に行きたくない原因を考える
子どもが通塾を拒否するとき、何の理由もなく拒否することはほとんどありません。何らかの理由があって「行きたくない」といいだすのです。こちらでは、塾に行きたくない理由について解説します。
勉強が苦手だから
塾の授業についていけない、勉強の内容がわからないからいっても意味がないと感じて「行きたくない」といいだすことがあります。単純に勉強が嫌いで、学校以外の場で勉強することに苦痛を感じるケースも含まれるでしょう。
こうした子どもの場合、塾の授業についていけないケースが見られます。九九が不完全であったり、小学校段階で覚えておくべき言葉や漢字を把握していないため文章読解が苦手だったり、四則計算や筆算に時間がかかってしまったりといった常態であれば授業を受けるのが苦痛になってもおかしくありません。
また、基礎学力に問題がなかったとしても、応用問題の理解に時間がかかり、授業から取り残されてしまうケースもあります。勉強が苦手・嫌いという意識が強くなれば、通塾意欲がなくなってもおかしくありません。
塾の講師と相性が悪いから
塾の講師と相性が悪い場合も「行きたくない」といいだすことがあります。これは、学校でも同じことがあるのですが、その講師の言動や本人との接し方の相性が悪いため、何をしても「嫌だ」と感じてしまうことがあるのです。この場合は家庭だけで解決するのは不可能ですので、塾側との話し合いが必要となるでしょう。
塾内の人間関係に悩んでいるから
子どもたちにとって人間関係は大きなウェイトを占める重要なものです。学校で仲が悪い子どもと同じ塾に通っていたり、塾内の人間関係がこじれてしまったりすると通塾する意欲を大いに削がれてしまいます。人間関係に関しては、保護者に相談しないことも多いことも留意しておきましょう。
部活動で疲れているから
単純に、疲労が重なった結果として塾に行きたくないというケースもあります。考えてみれば、子どもたちはかなりのハードスケジュールです。朝の8時台に登校し、午後3時前後まで授業を受け、午後7時くらいまで部活動をしているとすると、心身ともに疲れ果ててもおかしくありません。
この状態で7時から塾となると、かなり疲労した状態で授業を受けることになります。疲労が限界に達すれば、「行きたくない」といいだしたとしても不思議はありません。
保護者に強制されているのが嫌だから
本人の意思に反して、保護者の強い希望で通塾しているときも「行きたくない」といいだすことがあります。
こうした子どもは、自分で行きたいわけではないため、通塾意欲が低く、何か嫌なことがあるとすぐに「行きたくない」という気持ちが出てきてしまいがちです。「本当は行きたくないのに、行かされている」という意識であれば、学力も伸びず、すぐに意欲を失ってしまうでしょう。
塾に行きたくない子どもに親がすべきこと
子どもが「塾に行きたくない」といいだしたとき、親はどうすればよいのでしょうか。親の立場でするべきことを解説します。
塾のレベルや雰囲気が子供にあっているか再検討する
ひとつ目は、現在か寄っている塾のレベルや雰囲気が本人にあっているか再検討することです。通っている塾が進学塾の場合は予習が大前提となります。普段の授業の理解がままならない状態で進学塾に通ってしまうと、子どもの負担が大きくなりすぎてダウンしてしまうかもしれません。
その反対に、塾の授業レベルが低すぎ、子どもが「通う意味がない」と判断しているかもしれません。
どちらにしても、塾と本人の学力がマッチしているか、話し合う必要があるでしょう。これは、塾の講師や塾生同士の人間関係にしても同様です。自分の子どもと講師・他の塾生との相性が良いか悪いか、確認したほうがよいでしょう。
部活動と両立できる塾を探す
2つ目は部活との両立ができているかどうかです。先ほど述べたように、子どもにとって塾と部活の両立はかなり大変なもの。本当は両立できていないのに、無理をしている可能性もあります。現状で、両立できているか確認し、できていなければ塾の変更を含めて考慮したほうがよいでしょう。
通塾を続けるべきかどうか判断するポイント
通塾するか否かを判断するポイントは全部で3つです。まず、そもそも塾に通う必要があるか確認しなければなりません。何のために通っているのか、塾に通うことでどうなりたいのか、一度腹を割って本人と確認しましょう。
次に、本人に通塾する意思の再確認が必要です。必要がなければこの段階で辞めても差し支えないでしょう。しかし、志望校の学力に達していないなど塾に通う必要があるのに辞めたいという場合は、辞めた後の展望があるかどうかを確認するべきです。
たとえば、塾をやめて部活に専念した場合、内申点を維持するための勉強を自力でできるのか、勉強習慣が維持できるのかについて辞める前に考えておかなければなりません。
本人の主張だけを鵜呑みにしてしまい、すぐに塾をやめさせてしまうと、高校入試の段階で内申点や学力が不足していて希望する学校に入れないといったことが起きてしまうからです。「辞めてもいいけれど、辞めたらどうする?」という点について、親子でしっかり話し合っておく必要があります。
まとめ
今回は塾に行きたくないと子どもがいいだしたときの対応を中心に解説しました。子どもたちは大人が思うよりも多くのストレスにさらされているものです。そのストレスのうちのひとつが塾であれば、「行きたくない」と拒否反応を示してもまったくおかしくありません。
しかし、何の展望もなく辞めてしまうのはハイリスクです。本人の希望に流されすぎず、面と向かって対話する必要があるのではないでしょうか。

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